ユーザーから必要な情報をまとめて収集する場合、フォーム形式で情報を収集することができます。
収集したい情報を予めフォームの項目として設定しておくことで、一括で情報を収集して次のアクションに進みます。
取得した情報は、外部システム連携時に情報抽出のための条件や、登録内容として利用することができます。
例:レストランの座席予約にて、「日時」「お名前」「人数」をユーザーより収集し、メールで店舗に通知する。
例:会議室予約にて、「日時」「会議室名」「会議内容」をユーザーより収集し、会議室を予約する。
機能概要
タイトル
アクションのタイトルを設定します。
フォーム入力された情報は、シナリオ内変数として利用でき、入力された情報を参照することが可能です。詳細については、【変数の利用方法について】をご覧ください。
フォーム
ユーザーが入力する項目を設定します。
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タイプ
フォームで入力するタイプには以下の種類があります。タイプ タイプの説明 ラベル 固定のラベルを表示します テキスト テキストを入力します テキスト(複数) テキストを入力します。テキストボックスを複数表示します セレクトボックス セレクトボックスから選択します セレクトボックス(複数) セレクトボックスから選択します。セレクトボックスを複数表示します マルチセレクトボックス セレクトボックスから複数選択します
選択したタイプ別に以下の項目を設定します。
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ラベル
固定のラベルを表示します。タイプ ラベル 削除 ラベル ラベルとして表示する固定文字列を設定します クリックするとこの項目を削除します -
テキスト
ユーザーがテキストを入力します。タイプ 項目名 必須 削除 規定値 プレースホルダー テキスト 辞書型変数の項目名。変数名.項目名として参照できます チェックするとユーザーの入力が必須となります クリックするとこの項目を削除します 入力がない場合の規定値 プレースホルダーとして表示する内容 -
テキスト(複数)
ユーザーが複数のテキストを入力します。辞書型変数に、変数名.項目名の項目に配列で設定されますタイプ 項目名 必須 削除 表示する項目数 規定値のタイプ 規定値 プレースホルダー n件を常に表示する テキスト(複数) 辞書型変数の項目名。変数名.項目名として参照できます チェックするとユーザーの入力が必須となります クリックするとこの項目を削除します 表示するテキストボックスの項目数 規定値を固定値または変数から設定できます 入力がない場合の規定値 プレースホルダーとして表示する内容 指定した数以上は折りたたみます 表示する項目数
n件を常に表示する
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セレクトボックス
セレクトボックスから選択して入力します。固定値の場合
タイプ 項目名 必須 削除 データのタイプ データリスト 規定値 セレクトボックスの先頭に空欄を追加する セレクトボックス 辞書型変数の項目名。変数名.項目名として参照できます チェックするとユーザーの入力が必須となります クリックするとこの項目を削除します 固定値 選択肢をカンマ区切りで入力します 入力がない場合の規定値 選択肢の先頭に空欄を表示します 変数の場合
タイプ 項目名 必須 削除 データのタイプ リスト変数名 項目ごとのラベル 項目ごとの値 規定値 セレクトボックスの先頭に空欄を追加する セレクトボックス(複数) 辞書型変数の項目名。変数名.項目名として参照できます チェックするとユーザーの入力が必須となります クリックするとこの項目を削除します 変数 選択肢を配列として含む変数名 選択肢として表示する内容 選択肢を選択した場合に変数に設定する値 入力がない場合の規定値 選択肢の先頭に空欄を表示します - 項目ごとのラベル:変数が以下のような内容の場合 {{name}} を設定することで選択肢に「東京」などが表示されます
- 項目ごとの値:変数が以下のような内容の場合 {{value}} を設定することで変数に「03」などが設定されます
-
[{"name": "東京", "value":"03"}, {"name": "大阪", "value":"06"}]
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セレクトボックス(複数)
複数のセレクトボックスから選択して入力します。辞書型変数に、変数名.項目名の項目に配列で設定されます固定値の場合
タイプ 項目名 必須 削除 データのタイプ 表示する項目数 データリスト 規定値 n件を常に表示する セレクトボックスの先頭に空欄を追加する セレクトボックス(複数) 辞書型変数の項目名。変数名.項目名として参照できます チェックするとユーザーの入力が必須となります クリックするとこの項目を削除します 固定値 表示するテキストボックスの項目数 選択肢をカンマ区切りで入力します 入力がない場合の規定値 指定した数以上は折りたたみます 選択肢の先頭に空欄を表示します 変数の場合
タイプ 項目名 必須 削除 データのタイプ リスト変数名 項目ごとのラベル 項目ごとの値 規定値 n件を常に表示する セレクトボックスの先頭に空欄を追加する セレクトボックス 辞書型変数の項目名。変数名.項目名として参照できます チェックするとユーザーの入力が必須となります クリックするとこの項目を削除します 変数 選択肢を配列として含む変数名 選択肢として表示する内容 選択肢を選択した場合に変数に設定する値 入力がない場合の規定値 指定した数以上は折りたたみます 選択肢の先頭に空欄を表示します -
マルチセレクトボックス
セレクトボックスから複数選択して入力します。固定値の場合
タイプ 項目名 必須 削除 データのタイプ データリスト 規定値のタイプ 規定値 マルチセレクトボックス 辞書型変数の項目名。変数名.項目名として参照できます チェックするとユーザーの入力が必須となります クリックするとこの項目を削除します 固定値 選択肢をカンマ区切りで入力します 固定値/変数 入力がない場合の規定値 変数の場合
タイプ 項目名 必須 削除 データのタイプ リスト変数名 項目ごとのラベル 項目ごとの値 規定値のタイプ 規定値 マルチセレクトボックス 辞書型変数の項目名。変数名.項目名として参照できます チェックするとユーザーの入力が必須となります クリックするとこの項目を削除します 変数 選択肢を配列として含む変数名 選択肢として表示する内容 選択肢を選択した場合に変数に設定する値 固定値/変数 入力がない場合の規定値
ボタン
表示するボタンを設定します。
押されたボタンは辞書型変数で、変数名.@buttonとして参照できます。。
ボタン | ラベル | 値 | 削除 |
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完了 | ラベルを上書きします | ボタンを押した時の値を設定します | クリックするとボタンを削除します |
キャンセル | ラベルを上書きします | ボタンを押した時の値を設定します | クリックするとボタンを削除します |
手順
- チャットボットの『シナリオ一覧』タブから、ヒアリングアクションを設定したいシナリオを選択してください。
- 『シナリオの流れ』エリアから「フォーム入力」アクションを選択し、”アクションを追加“ボタンをクリックしてください。
- 『タイトル』、『フォーム定義』、必要に応じて『ボタン』を入力してください。
- 保存後、『シミュレーター』機能で、動作を確認してください。