外部システムから取得した結果を選択肢で表示したい場合は、『外部連携結果を選択肢表示』アクションを利用することで、外部連携先から受け取った配列データをチャットウィンドウ内に選択肢として表示できます。
外部システムとの連携については、 【外部システム連携機能を使いたい】をご覧ください。
※ 外部システム連携機能は、 Standardプラン以上 でご利用いただけます。
機能概要
外部連携から得られた変数の値をもとに選択肢を生成することができます。
選択肢の上限は15件となり、上限を超えた場合は最初の15件のみ表示されます。
タイトル
任意のタイトルを入力してください。
設定したタイトルはユーザーの選択結果が格納される変数として、後続のアクションで利用できます。
変数の詳細については、【変数の利用方法について】をご覧ください。
質問内容
ユーザーへの質問を入力してください。
リスト変数名
配列データが格納された変数名を入力してください。
外部システム連携先の『Response Map』で指定した変数などを入力します。
項目毎の表示内容
配列データの各データを選択肢として表示する際に、どの要素を表示するかを入力してください。
『リスト変数名』で入力した配列データ内の各データに含まれる要素を、{{要素名}}や{{要素名.子要素名}}の形式で指定できます。
項目毎の値
ユーザーが選択肢を選択した際に、『タイトル』で入力した変数に代入される要素を入力します。
『項目毎の表示内容』と同様に、{{要素名}}や{{要素名.子要素名}}の形式で指定できます。
この項目は任意項目です。省略した場合は、『項目毎の表示内容』で指定した値が代入されます。
『項目毎の表示内容』で指定したデータと異なるデータ(表示名と紐づくIDやコードなど)を、後続の外部システム連携時のリクエストパラメーターとして渡したい場合などに設定してください。
選択肢に [どれでもない] を追加する
選択肢に[どれでもない]が追加されます。
[どれでもない]が選択された場合、変数に格納される値は「[どれでもない]」になります。
既に知っている場合は省略する
有効の場合、初回にユーザーから情報を取得し値が保持された項目は、2回目以降質問が省略されます。
「名前」、「電話番号」、「性別」など変わる頻度が少ない項目に対して有効です。
手順
- 以下の手順を参考に外部システム連携を作成してください。
【 Outlook予定表のスケジュールを確認する - STEP3. (DialogPlay)Office 365のサービスをつかう - 手順(自身のイベントを取得(複数))】
レスポンスに含まれる「value」に格納されている配列データが、「イベントリスト」という変数名でシナリオに渡されます。
前提として外部システム連携の結果が以下のようにレスポンスを取得できているものとします。
図の赤枠は後述にて説明します。 - 「ヒアリング」アクションを追加し、以下の例を参考に各項目を入力してください。
項目名 例 ヒアリング項目 日時 @datetime_period 表示したいスケジュールの範囲を入力してください(例:今日、今日、明日の13時から17時、2020-01-01 00:00から2020-01-10 00:00) - 「外部システム連携」アクションを追加し、『連携先』に「自身のイベントを取得(複数)」を選択してください。
- 「外部連携結果を選択肢表示」アクションを追加し、以下の例を参考に各項目を入力後、”保存”ボタンをクリックしてください。
No. 項目名 説明 例 1 タイトル - 削除する予定を選択 2 質問内容 - 削除するスケジュールを選んでください。 3 リスト変数名 - イベントリスト 4 項目毎の表示内容 『リスト変数名』で入力した配列データ内の各要素を、{{要素名}}や{{要素名.子要素名}}の形式で指定できるため、「value」の配列データの各要素に含まれるキー「subject」を{{subject}}、「start」キーの子要素「dateTime」を{{start.dateTime}}として入力
(手順1レスポンス図の赤枠を参照){{start.dateTime}}:{{subject}} 5 項目毎の値 - {{id}} - 『シミュレーター機能』で動作を確認してください。
『項目毎の表示内容』で指定した通り、{{start.dateTime}}:{{subject}} の形式で各選択肢が表示されます。