はじめに
LINEボットとは
LINEが提供するサービスである、Messaging API（通称：LINE BOT）を指します。
このサービスを利用することで、LINE上からDialog Playで作成したチャットボットとのやり取りが可能となります。
Push APIとReply API
Messaging APIには、LINEボットが各ユーザーにメッセージを送るPush APIと、ユーザーからのメッセージに対して応答を返すReply APIがあります。
チャットボットだけならば、Reply APIが利用できれば問題はありません。
LINEボットとして公開する際に必要なもの
- LINEアカウント（個人またはビジネス）
- 作成済みチャットボット
LINEボット作成①
- 〔LINE Developers〕を開いて、”ログイン“ボタンをクリックしてください。
- LINE Business IDを作成済みの場合、取得しているアカウントにより、”LINEアカウントでログイン“ボタンまたは”ビジネスアカウントでログイン“ボタンをクリックしてください。
アカウント未作成の場合、”アカウントを作成“をクリックしてください。 - 取得しているアカウントの『メールアドレス』、『パスワード』を入力し、”ログイン“ボタンをクリックしてください。
アカウント作成時はログイン後、認証操作を必要としますので、画面の指示に従って処理を進めてください。 - 初回ログイン時のみ、LINE Developersコンソールの開発者登録画面が表示されますので、『開発者名』、『メールアドレス』を入力してください。
LINE Developers Agreementの内容を確認の上、『LINE Developers Agreementの内容に同意します。』にチェックを入れ、”確認画面へ進む“ボタンをクリックしてください。 - 内容を確認し、”この内容で作成する“ボタンをクリックしてください。
- 『プロバイダーリスト』の”新規プロバイダー作成“ボタンをクリックしてください。
- 『プロバイダー名』を入力し、”確認する“ボタンをクリックしてください。
- 内容を確認し、”作成する“ボタンをクリックしてください。
- "Messaging API"をクリックしてください。
- 各項目を入力後、”確認“ボタンをクリックしてください。
No. 項目名 説明 1 チャネルアイコン 任意のアイコンを設定 2 チャネル名 任意のボット名を設定
No. 項目名 説明 3 チャネル説明 ボットの説明を入力 4 大業種 ボットの用途（大業種）を選択 5 小業種 ボットの用途（小業種）を選択 6 メールアドレス 連絡可能メールアドレスを入力
No. 項目名 説明 7 LINE公式アカウント利用規約の内容に同意します 利用規約を確認の上、チェックを入れる 8 LINE公式アカウントAPI利用規約の内容に同意します 利用規約を確認の上、チェックを入れる - 「情報利用に関する同意について」の内容を確認し、”同意する“ボタンをクリックしてください。
- 『チャネルシークレット』をコピーして取得してください。
- 画面上部に戻り『Messaging API設定』タブをクリック後、『チャネルアクセストークン』の”発行“ボタンをクリックしてください。
- 『チャネルアクセストークン（長期）』をコピーして取得してください。
- 『LINE公式アカウント機能』内『応答メッセージ』の”編集“をクリックしてください。
- 別ウィンドウで応答設定画面が開きます。
『基本設定』内『あいさつメッセージ』と『詳細設定』内『応答メッセージ』をそれぞれ「オフ」に設定し、右上に「保存しました」というメッセージが表示された後、ウィンドウを閉じてください。
DialogPlay 公開設定
- 左メニュー『チャットボット公開』内の『新規公開』をクリックしてください。
- 各項目を入力後、”公開”ボタンをクリックしてください。
No. 項目名 説明 1 アプリケーション名 チャットボット名を入力 2 公開先プラットフォーム 「LINE」を選択 3 チャットボットの表情をカスタマイズする チャットボットの表情をカスタマイズする場合は「有効」を選択
詳細については【チャットボットの表情をカスタマイズしたい】をご覧ください。4 公開するチャットボット 公開対象のチャットボットを選択 5 オペレーター機能 有効にすることで、チャット中にオペレーターを呼び出すことが可能
詳細は【オペレーター画面の操作方法について】をご覧ください6 Channel Access Token 【LINEボット作成①】手順14で取得した「チャネルアクセストークン（長期）」を入力 7 Channel Secret 【LINEボット作成①】手順12で取得した「チャネルシークレット」を入力 - LINEアカウント連携機能 LINE account link オプションプラン加入時に利用可能
詳細は【LINEアカウントリンクを利用して会員向けサイトと連携したチャットボットを作成する】をご覧ください- Notification API機能 Notification APIオプションプラン加入時に利用可能
詳細は【Notification APIとは】をご覧ください- LINE Phone number push API機能 LINE Phone Number Push APIオプションプラン加入時に利用可能
詳細は【LINE phone number push notification APIとは（ベータ機能）】をご覧ください - 公開後、『コールバック URL』が生成されますので”コピー“ボタンをクリックし、値を取得してください。
LINEボット作成②
- 〔LINE Developers〕に戻り、『Messagin API設定』タブ内『Webhook設定』の”編集“ボタンをクリックしてください。
- 『Webhook URL』に【DialogPlay 公開設定】手順3で取得したコールバック URLを入力し、”更新“ボタンをクリックしてください。
- “検証“ボタンをクリックし、「成功」メッセージが表示されることを確認してください。
- 『Webhookの利用』を「オン」に設定してください。
動作確認
- 〔LINE Official Account Manager〕を開いて、『アカウントリスト』から、作成したLINEボットを選択してください。
- 『ホーム』タブ内『友だち追加』をクリックしてください。
- いずれかの方法で作成したLINEボットを友だち追加してください。
No. 追加方法 1 IDを検索 記載されているIDをLINEで検索することで、友だちとして追加可能 2 QRコードを読み込む QRコードをLINEで読む込みことで、友だちとして追加可能 - 友だち追加後、LINEで動作を確認してください。