クレジットカード番号やマイナンバーなどの機微情報を入力させたくない、またログに残らないようにしたい場合、マスキング機能を利用して機微情報の入力を制限することができます。
機能概要
4~20桁までの数字が設定でき、設定桁数以上の連続した数字をユーザーが発言しようとした場合、マスキングの対象となります。
以下注意点を考慮した上で、設定を行ってください。
- マスキング設定はチャットボット内の全シナリオにて有効になります。
設定された桁数によっては金額、日付、電話番号などもマスキングされ、シナリオ中でのヒアリングが正常に行えなくなる可能性があります。 - Office 365/Salesforce外部連携機能を利用する場合、マスキングする桁数を6以下に設定すると認証処理を完了できなくなります。
- LINEやMicrosoft Teamsなど、外部のチャットプラットフォーム側のログにはマスキングされずに保存される可能性があります。
公開先が「Web」の場合
設定桁数以上の連続した数字が入力された際、「個人情報保護のため、<設定桁数>桁以上の数値は発言できません」のエラーメッセージが表示され、『送信』ボタンが無効になり、発言ができません。
以下入力場合も、連続した数字とみなされ発言できません。
丸数字 | |
全角数字 | |
スペースやハイフン等の記号が間に入っている |
公開先が「Web」以外の場合
設定桁数以上の連続した数字であっても発言できますが、ログ上で該当部分が「*」に置換されます。
手順
- 左メニューの『チャットボット一覧』を選択し、マスキング設定をしたいチャットボットをクリックしてください。
- ”詳細設定”をクリックし、『クレジットカード番号やマイナンバーなど個人情報の可能性がある一定桁数以上の数字をマスキングする』にチェックを入れてください。
- 『マスキングする数字の桁数』を設定してください。
- 保存後、『シミュレーター』機能で動作を確認してください。