OneDrive連携を初めて行う場合は、以下をご覧ください。
【STEP1:(Microsoft)Microsoft Azure Portal アプリケーション作成】
【STEP2:(Microsoft)Excelデータ作成・アップロード】
【STEP3:(DialogPlay)チャットボット作成】
STEP4: (DialogPlay)外部システム連携作成 / シナリオ作成
OneDrive上にアップロードした「テンプレート(sample_template_onedrive.xlsx)」を利用して会議室を更新するシナリオを作成します。
今回のシナリオでは、検索した結果を利用してデータ更新を行うため、検索結果を表示する外部システム連携が必要になります。 検索結果を表示する手順は【OneDriveと連携したシナリオを作成したい - STEP4】 をご覧ください。
手順(データ更新) 外部システム連携作成
- チャットボット画面に戻り、『外部システム連携』タブから “新規作成” ボタンをクリックしてください。
- 『外部システム連携先』に連携先名を入力し、『説明』に連携先の説明文を入力してください。
- 『タイプ』から「Excel(OneDrive)」を選択してください。
- 『対象API』から「データの更新(1件)」を選択してください。
『認証情報』、『ファイル情報』にSTEP1で使用・取得した情報を元に入力してください。
項目名 説明 認証情報 テナントID Microsoft Azure Portalで使用したアカウントの@以下のドメイン名を入力(アカウントが「dialogplay@●●●.onmicrosoft.com」の場合、入力する箇所は ●●●.onmicrosoft.com) アプリケーションID Microsoft Azure Portalで作成したアプリケーションID パスワード Microsoft Azure Portalで作成したアプリケーションのパスワードを入力 ファイル情報 ドライブID ファイルをアップロードしたアカウントのメールアドレスを入力 ファイル名 データ連携に使用するOneDrive上のExcelファイル名を拡張子を含め入力 シート名 データが格納されているシート名を入力(未入力の場合はSheet1を参照します) - 『更新データ格納変数名』に取得したデータを格納する変数名を入力し、”保存” ボタンをクリックしてください。
- 保存後、『検索条件』と『更新パラメーター』が表示されます。 検索条件の「全てを満たす」にチェックを入れ、以下の例を参考に各項目を設定してください。
[入力例(検索条件)]
列名 条件式 値 名前 include(変数内に値を含む) {{名前検索}} 場所 include(変数内に値を含む) {{場所検索}}
[入力例(更新パラメータ)]
列名 値 メールアドレス {{メールアドレス更新}} 名前 {{名前更新}} 定員 {{定員更新}} フロア {{フロア更新}} - “保存” ボタンをクリックしてください。
- 動作テストを行う場合は、”テスト” ボタンをクリックし、動作を確認してください。
手順(データ更新) シナリオ作成
- チャットボット画面に戻り、『シナリオ一覧』タブから “新規作成” ボタンをクリックしてください。
- 『シナリオ名』と『ユーザー発言例』を入力してください。
- 『シナリオの流れ』から『テキスト発言』アクションを追加し、『発言内容』に以下の画面を参考に入力してください。
- 『選択肢確認』アクションを追加し、以下の例を参考に入力してください。
[入力例]
項目名 入力値 タイトル 場所検索 質問内容 更新する会議室の場所を選択してください。
[入力例(選択肢)]
表示名 値 本社(東京) 東京 大阪支社 大阪 - 『外部システム連携』アクションを追加し、外部システム連携で作成した「会議室の属性(検索)」を選択してください。
- 『シナリオの強制終了』アクションを追加し、以下の例を参考に各項目を入力してください。
『実行条件』は、アクションの下側の”“をクリックすることで、項目が表示されます。
[入力例]
項目名 入力値 発言内容 条件に一致する会議室が見つかりませんでした。 実行条件 「会議室検索結果リスト.size」= 「0」
(検索したデータが見つからなかった場合は終了します。) - 『外部連携結果を選択肢表示』アクションを追加し、以下の例を参考に各項目を入力してください。
[入力例]
項目名 入力値 タイトル 名前検索 質問内容 変更する会議室を選択してください。 選択肢設定 リスト変数名 会議室検索結果リスト 項目毎の表示内容 {{名前}} 項目毎の値 - 選択肢に [どれでもない] を追加する チェックなし 実行条件 「会議室検索結果リスト.size」 > 「0」 - 『ヒアリング』アクションを追加し、以下の例を参考に入力してください。
[入力例]
No ヒアリング項目名 タイプ 項目ごとの質問文 1 メールアドレス更新 連絡先表現 @email 更新後のメールアドレスを入力してください。 2 名前更新 テキスト全体 @text 更新後の名前を入力してください。 3 定員更新 英数記号 @number 更新後の定員数を入力してください。 4 フロア更新 テキスト全体 @text 更新後のフロアを入力してください。 - 『外部システム連携』アクションを追加し、 外部システム連携で作成した「会議室の属性(更新)」を選択してください。
- 『外部連携結果をリスト表示』アクションを追加し、以下の例を参考に各項目を入力してください。
[入力例]
項目名 入力値 リスト変数名 会議室更新結果 項目毎の表示内容 以下の通りデータを更新しました。
---------
メールアドレス:{{メールアドレス}}
名前:{{名前}}
定員:{{定員}}
フロア:{{フロア}} - “保存” ボタンをクリックしてください。
- 「学習データが更新されています。反映するには学習ボタンを押してください。」というメッセージが表示されますので、 “保存してチャットボットを学習” ボタンをクリックしてください。
- シミュレーターで動作を確認し、OneDrive上にアップロードしたExcelファイルに更新内容が反映されているか確認をしてください。
[シミュレーター画面]
[更新後のOneDrive上のエクセル画面]