外部システム連携の『Email連携』を利用して、指定したメールアドレスへメールを送信することが可能です。
メール送信を行うには、送信先として利用するメールアドレスまたはドメインを、予め登録する必要があります。
※『メール送信先』登録は、ユーザー権限が「Owner」のユーザーのみ登録可能です。ユーザー権限については、 こちら をご覧ください。
手順(メール送信先登録)
- 左メニューの『アカウント設定』から『メール送信先』を選択してください。
- メールアドレス単位で登録する場合
メールアドレス単位での登録は、個別での認証が必要となります。
- 『メールアドレスの追加』にメールアドレスを入力し、”追加“ボタンをクリックしてください。
- 「確認メールを送信しました。」というメッセージが表示され、追加したメールアドレス宛に確認のメールが届きますので、メールに記載されているリンク先をクリックしてください。
- 「送信先メールアドレスの確認が完了しました。」というメッセージが表示され、追加したメールアドレスを送信先として利用することが可能となります。
- 『メールアドレスの追加』にメールアドレスを入力し、”追加“ボタンをクリックしてください。
- ドメイン単位で登録する場合
ドメイン単位での登録は、予めそのドメインを持つメールアドレスを、送信許可メールアドレスに1件以上登録する必要があります。
ドメイン登録後、該当ドメインのメールアドレスへは、個別の認証不要でメールを送信できるようになります。
※ gmail.comなどフリーメールアドレスのドメインは登録できません。- 手順2-1~2-3に沿って、登録したいドメインを持つメールアドレスを、1件以上登録してください。
- 『ドメインの追加』に登録したいドメインを選択し、”追加“ボタンをクリックしてください。
- 『送信許可ドメイン一覧』にドメインが追加され、該当ドメインのメールアドレスを、送信先として利用することが可能となります。
次に、メール送信用の外部システム連携を作成します。
例として、シナリオ中のヒアリングアクションより、ユーザーからヒアリングした結果を担当者にメール送信する外部システム連携を作成します。
手順(外部システム連携設定)
- 以下の内容をヒアリングするシナリオを、予め用意しておきます。
No ヒアリング項目名 カテゴリー名 タイプ 項目ごとの質問文 1 日時 時間表現 @datetime ご希望のお日にち・お時間を教えて下さい。例)明日の17時 2 人数 英数記号 @number 何名様でしょうか? 3 代表者氏名 テキスト全体 @text 代表者様のお名前を教えてください。 4 代表者電話番号 連絡先表現 @phone_number 代表者様のお電話番号を教えてください。 - チャットボット画面に戻り、『外部システム連携』タブから”新規作成“ボタンをクリックしてください。
- 『外部システム連携先』に外部連携の名前を入力してください。
- 『タイプ』に「Email」を選択してください。
- 『To』にメール送信先のアドレスを選択してください。
『Reply-to』、『CC』、『BCC』の設定も可能です。必要に応じて設定を行ってください。
※ メール送信先のアドレスは、アカウント設定で確認を行ったメールアドレスのみ指定できます。
項目 説明 From 差出人アドレス(変更不可、受信不可) Reply-to To、CC、BCCに指定されたユーザーが、メールを返信する際の返信先アドレス To 送信先アドレス(必須項目) CC 情報を共有したいユーザーの送信先アドレス
指定されたユーザーのメールアドレスは、送信先全員に開示されるBCC 情報を共有したいユーザーの送信先アドレス
指定されたユーザーのメールアドレスは、ToやCCに指定した送信先に開示されない- 送信先設定可能件数について
『To』、『CC』、『Bcc』には、それぞれ5件まで送信先を設定できます。
1行ごとにメールアドレスを入力する方法以外に、1行にカンマ区切りで複数のメールアドレスを入力する方法があります。
※ メールアドレスを6件以上カンマ区切りで入力した場合、実行時にエラーとなります。
[外部連携の実行画面] - 変数の利用について
『To』、『Reply-to』、『CC』、『Bcc』には、変数が利用可能です。
変数を利用することで以下のようなシナリオを作成することができます。
例:ヒアリングでメールアドレスを取得し、変数に代入後、外部連携に渡してメールを送信する。
例:他の外部連携(office 365など)を利用して、他のグループメンバーの複数メールアドレスを変数で取得する。
- 送信先設定可能件数について
- 『To』にメール送信先のアドレスを選択してください。
- 『件名』にメールを送信する際の件名を入力してください。
※ {{変数名}}の形式で記述をすることで、変数に保存されているデータを利用することができます。
[入力例]
レストラン予約 {{日時}} - 『本文』にメールを送信する際の内容を入力してください。
※ {{変数名}}の形式で記述をすることで、変数に保存されているデータを利用することができます。
[入力例]
下記の内容でお客様からの予約を受付しました。 -------------------------------- 日時:{{日時}} 人数:{{人数}} 代表者氏名:{{代表者氏名}} 代表者電話番号:{{代表者電話番号}}
- “保存“ボタンをクリックしてください。
- 作成した外部システム連携が、問題なく動作しているかどうかテストを行うことができます。
動作テストを行う場合は、”テスト” ボタンをクリックしてください。
[外部連携の実行画面]
リクエスト変数名の『値』に仮の値を入力後、”実行” ボタンをクリックしてください。
設定したメールアドレスにメールが送信され、入力した値がメール本文に正しく反映されていることを確認してください。
次に、先程作成した外部システム連携をアクションとしてシナリオに追加します。
例として、「レストラン予約」のシナリオに『外部システム連携』アクションを追加します。
手順(外部システム連携アクションの追加)
- チャットボット画面に戻り、『シナリオ一覧』タブから、『外部システム連携』アクションを追加したいシナリオを選択してください。
- シナリオの流れの『ヒアリング』アクションの後に、『外部システム連携』アクションを追加し、『連携先』に外部システム連携で作成した「レストラン予約」を選択してください。
- シナリオの流れに『テキスト発言』アクションを追加し、『発言内容』にメッセージを入力後、 “保存” ボタンをクリックしてください。
[入力例]
{{代表者氏名}}様、 {{日時}} のご来店お待ちしております。 ご予約ありがとうございました。
- 『シミュレーター』機能で動作を確認し、チャット内で取得した値が、メール本文に正しく反映されていることを確認してください。