クイックスタートでは、DialogPlayを利用したチャットボットを簡単に作成し実際に対話を行うことで、DialogPlayのチャットボットの動作を理解・体験することを目指します。
本ページでは、基本的な機能のみを利用したチャットボット作成手順をご紹介します。
チャットボット作成の流れ
チャットボットを作成する手順は、大きく4つのSTEPに分かれます。
- STEP1:チャットボットをつくる
人(店員やコールセンタースタッフなど)に代わって自動応答してくれるチャットボットに名前をつけます。 - STEP2:シナリオをつくる
会話の目的を達成するためのシナリオを作成します。
「シナリオ」とは、チャットボットに発言させるセリフや、ユーザーとの会話を想定した構成を定義することです。 - STEP3:チャットボットとしゃべる
シミュレーター機能を利用して、作成したチャットボットと実際に対話テストをすることができます。 - STEP4:チャットボットを公開する
作成したチャットボットを各アプリケーションで公開し、運用開始となります。
利用テーマの決定とチャットボット作成
どのようなシーンで利用することを想定したチャットボットを作成すればよいのかを、以下利用例を用いて説明します。
それでは、利用目的に合わせてチャットボットを作成しましょう。
病院編
病院編のチャットボットを作成することで、受付スタッフに代わりチャットボットが来院者と、情報のやりとりをすることが可能となります。
No | 利用目的 | 作成するチャットボット | 作成するシナリオ | シナリオ概要 | 使用する機能 |
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Ⅰ.問診受付編 | 問診予約をしたい | 病院ボット | 問診受付 | ユーザーより入力された希望診察日時、症状などを元に問診予約を行う | テンプレート |
Ⅱ.血圧測定編 | 血圧測定をしたい | 病院ボット | 血圧測定 | ユーザーより入力された最低血圧、最高血圧を元に測定結果を伝える | 各アクション、変数 |
Ⅲ.FAQ編 | 病院に関する質問をしたい | 病院ボット | 総合案内FAQ | 診察時間や診療科案内など、想定される様々な質問を、予めFAQとして用意する | FAQ集 |