いつもお世話になっております。DialogPlay開発チームの勝俣です!
さっそくですが、今回のタイトルにもあるように・・・
2024年5月22日(水)から 24日(金)までの3日間
東京ビッグサイトにて開催された
2024年度春「AI・人工知能EXPO」に出展してきました!
ということで、出展レポートを書かせていただきます!
(ビッグサイトに来る度に”ヲタク心”がくすぐられ、あのイベントを思い浮かべてしまいます)
生成AIブースは大盛況
当日は、弊社TISおよび澪標アナリティクス株式会社の2社合同ブース内「生成AI活用」のコーナーにてDialogPlayを紹介させていただきました!
ここで余談ですが、筆者はこういったEXPOに出展者側に立つのも、お客様にデモを披露するのも今回が初!ということで、前夜から目が冴えてしまうぐらい緊張しておりました…
精一杯準備してきたつもりではありましたが、最初は「どのぐらいの人が来てくれるんだろう…」「それ以前にちゃんとデモできるかな…」と、不安を感じておりました。
(吹奏楽部時代に経験した「あれだけ練習したのにお客さんの席ガラ空きだったらどうしよう」「その前に練習通り吹けるかな」みたいな冷えた手汗で楽器が滑りそうな感覚)
ですが!最終的にはなんと当初の予定より多くの方にご来場いただくことができ、デモも大きな問題なく実施することができました!
(こんな感じの変わったデモも作ってみていました)
また、ありがたいことにブースの中でも特に生成AI関連に対し興味を持ってくださる方の割合が多かったため、DialogPlayチームのメンバーもほぼ総動員して対応させていただきました!
みんな気になる!質問ランキング
ここで突然ですが、実際にブースにてお客様からいただいた質問の中から(筆者の体感で)多かったご質問をランキング形式でご紹介いたします!
第3位「LLMやRAGに関して教えてほしい」
GPT-3.5をはじめとしたLLM※1との連携や、RAG※2の機能を使って社内文書から回答を自動生成させる機能に関する質問も多かったです。
※1 「Large Language Models(大規模言語モデル)」の略。大量のデータとディープラーニング(深層学習)技術によって構築された言語モデル。
※2 「Retrieval Augmented Generation(検索拡張生成)」の略。「検索機能」と「生成AI」を組み合わせた技術のこと。外部の独自の情報を取り込んだうえで検索することで、回答精度を向上させることができる。
ですが、そもそも「LLM」「RAG」がどんなものを指しているのかが分からないよ!と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
お恥ずかしいことに筆者が他部署から異動したての頃は、用語を聞いても「???(なんじゃそりゃ)」という状態でした。
ということで、次回以降のゆるコラムでは、こういった謎用語たちについて解説した記事も書いてみようと思います!
第2位「社内文書を配置してる場所はいつも変わらないから、アップロードすると自動的に取り込んでくれる機能はないのか?」
現時点ではそういった機能はなく、シナリオライターの方にファイルをアップロードしていただく仕様になっております。
ですが、開発担当者によると技術的に実現可能な想定であり、本格的に欲しい人が増えれば対応も可能なのだそう。しかしその一方で、実装しない形をとっている背景には、理由があります。
それは、権限管理への懸念です。
具体的なイメージとしては、「アップロードしたファイルを誰が見ていいのか」といった指定を、細かくシナリオライター側で都度指定する必要があったり…そういった手間がかかってしまうことを見据えているからこそ、今のアップロード式をとることにしております。
もし疑問に思われていた方がいらっしゃいましたら、参考にしていただけると幸いです!
第1位「(課題があるというよりかは)生成AIをつかうと何ができるのかざっくり知りたい」
とにかく、とにかくこのご質問が一番多かった印象です。
「上の人から”生成AIを使って何でもいいからとにかく効率化してほしい”と言われて
とりあえず情報収集に来てみたんだけど…(どうすればいいものか…)」
そんなふうにお困りの方も、沢山いらっしゃいました。もちろん、DialogPlayをご利用くださるお客様からも、
「従来から備わっているFAQ機能に加え、生成AIの機能を活用することでさらに優れたチャットボットにすることはできないだろうか?」
といったご相談をお受けする機会が大変増えております。
「話だけでも聞きたい」「解決手段を考える前に課題の整理から手伝ってもらいたい」
といったご相談も大歓迎ですので、興味を持ってくださった方はお気軽にお問い合わせください!
その他「プロンプト集はないのか」
現時点では、FAQ・PDFからの自動回答生成するアクションにおけるプロンプトをデフォルト表示する機能を提供しておりますが、いろんな用途に合わせて使えるようなプロンプト集は提供しておりません。ですが、
・業務や分野別プロント集
・DialogPlay上ですぐにプロンプトを引用できる機能
こういったプロンプト作成のサポートを担うサービスが提供できないか、現在検討しております!
いかがでしたでしょうか?
DialogPlayチームは、今回のようなお客様の声を直接伺う機会を活用しながら、引き続きサービスをアップデートしてまいります!
今後ともよろしくお願いいたします!